もともとあった設備の再利用は劣化部分への合わせ込みなど、かえってコストが高くつく場合があり、新旧部材の差が目立ってしまうこともあります。旧建築などで趣のある扉を生かしたデザインにするなど、こだわりのある場合などは既存設備を活かす方法を考えます。
今回は、施設の目的を考慮し新規取替えのご提案を行いました！

 

Beforeは、中の様子が分かりにくい造りになっていました。

 

開放感があり、自由な創作ができる“アートスクール”の雰囲気をだすため、シースルーで教室の様子がわかるガラス張りのフロントサッシをおすすめしました。予算は約50万円。

 

 

トイレを遮音壁構造で、洋式便器に取替え、４つの手洗い水栓があるステンレスシンクを新設しました。
子供たちが横に並んでワイワイ手を洗ったり、片付けをするにぎやかな景色が目に浮かびます。

 

 

 

内装工事は、天井の塗り替え、天井照明ランプはLEDの省エネランプに交換し、机のレイアウトを考慮し、配置換えをしています。
床は、タイルカーペットから塩ビシート（ポリ塩化ビニル：PVC）に貼替え、耐摩耗と清掃性能をアップ。塩ビシートは高い防水性と、燃えにくい性質もあり安全性にも優れた素材で、壁紙や、衣料品などにも用いられています。

 

 

幼児から小学生がメインで使用する施設ということを第１に考え、３つのポイントでリニューアルを計画しました。

1. 安全性
2. 使い易さ
3. 清潔感

 

 

アートを通じて「生きるチカラ」を身につけるアートスクール。
子どもたちが笑顔で楽しみながらアートに触れる、そんな願いが込められたスクールの環境づくりのお手伝いができました。

 

 

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